ここしばらく Apollo や Silverlight など、クライアントサイドの新技術が登場しています。Rails のブログを見ていたら、Slingshot という製品が紹介されていました。
Slingshot goes public
http://weblog.rubyonrails.com/2007/5/2/slingshot-goes-public
この製品は、Rails で開発したアプリを、オンラインでもオフラインでもシームレスに切り替えて使えるようにするもののようです。ただ、この製品が筋のいい製品かどうかはわかりません。コンセプトは納得できます。ネットがつながっていないと、Web アプリはまったく役に立たなくなるので、オフラインでも使える Web アプリができたら便利ですね。
ここしばらくのクライアント技術の傾向を思いつくままに上げてみます。
・ Web アプリとデスクトップアプリの境目をなくす(共通)
・ Web アプリとデスクトップアプリの技術的な隔たりをなくす(Apollo、Silverlight)
・ クライアント/サーバの技術的な隔たりを(割と)なくす(Silverlight)
・ アプリのインストールを意識する必要が無い
・ マルチプラットフォーム
・ 一応リッチになってきた(?)
究極的には、コードオンデマンドでインストールを意識することはなく、オンラインオフラインを意識することなく、Web / デスクトップを意識することなく、ブラウザの種類も OS の種類もデバイスの種類も意識することなく、アプリケーションというものは使えるようになるということでしょうか。
すばらしい夢の世界・・・といいたくなるところですが、IT エンジニアにとってはしんどい時代になりそうだなぁ。。。