Rails 4.2.0がでていたので、このブログをアップグレードしてみました。
Riding Rails: Rails 4.2: Active Job, Asynchronous Mails, Adequate Record, Web Console, Foreign Keys
http://weblog.rubyonrails.org/2014/12/19/Rails-4-2-final/
(1) GemfileのRailsのバージョンを4.2.0にする
4.2に限った話ではありませんが、一度新規アプリを生成してGemfileを見比べたほうがいいでしょう。
例えば4.2ではWeb Consoleのような新機能が追加されていますが、この機能を使うにはGemfileに該当するgemを追記する必要があります。
(2) 以下のコマンドを実施。
bundle update
rake rails:update
- config/boot.rbは上書き
- config/routes.rbはスキップ
- config/application.rbは上書き
- config/environments下のファイルは適宜マージ
Rails 4.2からrails sでbindingされるIPが0.0.0.0からlocalhostに変わった(※)ので、仮想環境越しのアクセスが失敗するようになっています。(セキュリティ上の理由があるようです。)その場合は、以下のようにするとよいでしょう。
※ 厳密にはRack 1.6での仕様変更を受けてのようです。詳しくは以下のブログにあります。
Rails4.2beta1をインストールして最初にはまったこと TECHSCORE BLOG
また、以下のページの「2 Upgrading from Rails 4.1 to Rails 4.2」も参考になる(と言うより一次情報ですね)ので、参照するとよいでしょう。
A Guide for Upgrading Ruby on Rails — Ruby on Rails Guides
http://guides.rubyonrails.org/upgrading_ruby_on_rails.html