だから、私は先に日本で成功するまでは、海外には進出しない。日本人に選ばれたものが、海外でもまた成功すれば、日本人も「舶来信仰」の呪縛が解けることでしょう。
実は、チャンジャーに見えるRailsユーザもおやじ予備軍の危険性があります。「JavaからRubyへ」でこのような意見があります。Javaの世界はフレームワークが乱立していて適切な組み合わせを選ぶのが大変だからRailsで統一されているRubyがいいんだと。 これには、全然賛成できません。悩みたくないからスーパーなデファクトを望むのは、危険だと思うんですよね。ライバルがいないとどうしても進歩の速度が鈍ります。Rails一党独裁よりも、いくつかのフレームワークが競い合うほうが健全なのではないかと思います。
典型的なおやじ予備軍は、自分で考えるよりも権威のある人にこれだって言ってもらうのを好みます。身に覚えはありませんか。これって頭の固いおやじがスーツなやつらに付け込まれているのと同じです。