pukiwiki に Kodougu を組み込む」の続きです。SourceForge.net 経由で pukiwiki プラグインの修正版が投稿されました。少し使い方が変わっているので、注意してください。

Kodougu の pukiwiki プラグインソースコード置き場

上記プラグインをインストールした後、以前はプラグインのコードを書き換えていたのですが、現在は設定ファイルを書き換えるようになっています。pukiwiki インストールフォルダ直下の pukiwiki.ini.php に以下を追加してください。(私は、9 行目の「// PukiWiki main setting file」というコメントの直後に書いています。)

username は、ご自身の ID に変更してください。(現在は変更しなくても動きますが、これはバグです。)
/////////////////////////////////////////////////
// Kodougu settings
define('PLUGIN_KODOUGU_SERVER', 
    'http://www.kodougu.net/u/username/diagram/tool/');

より良いコードが投稿されるのはオープンソースの良いところですね。ありがたいことです。安定動作するようになったら、pukiwiki の公式サイトに投稿する予定です。

Posted by あかさた
今日は Kodougupukiwiki に組み込む方法を紹介します。

(1) pukiwiki プラグインをダウンロードする
以下からダウンロードしてください。
http://kodougu.svn.sourceforge.net/viewvc/kodougu/trunk/tools/pertners/pukiwiki/kodougu.inc.php?view=markup

(2) プラグインを pukiwiki にインストールする
上記 php ファイルを plugin フォルダにコピーします。

(3) wiki ページに以下のように書き込む
#kodougu(/u/username/diagram/tool/<>)

引数には、あなたの図の URL を入れてください。

セキュリティなどを考慮していないので、JavaScript などを埋め込めてしまうかもしれません。(いわゆる XSS 脆弱性。)編集制限をかけている pukiwiki で使用するか、公開で使用する場合は、以下の手順でプラグインを書き換えてください。

○ iframe の src にユーザー情報を含めて、引数を数字のみにする

現在(8 ~ 9行目):
if ($id != '') {
    return '';
	}
	else {
		return 'Kodougu is not available!';
	}
}
?>

pukiwiki のプラグイン開発は非常に簡単で、上記のようなコードを書いて plugin フォルダにコピーすればできてしまいます。後は trac 用の plugin を書きたいところです。

さて、Kodougu 1.0α1 公開まで後もう少し。がんばらねば。

Posted by あかさた