trac に Kodougu を組み込むための trac macro を作成しました。All-In-One Trac v0.1.1(trac v0.9.5)で動作確認を行いました。英語の情報との格闘でしたが、作成自体は簡単でした。ただ、trac v0.10.x や v0.11.x 以降で動作するかは自信がありません。大きな流れで言うと、trac の wiki マクロは trac plugin に統合されていくようなので。
以下のように書くと、trac に Kodougu を組み込むことができます。数値は、ダイアグラムの ID です。
trac/wiki の記述例([]は全角になっています。)
[[Kodougu(2)]]
trac に Kodougu を組み込んだスクリーンショット
「<<All-In-One Trac インストールフォルダ>>\python\share\trac\wiki-macros\Kodougu.py」のソースコード([]は全角になっています。)
import re
def execute(hdf, args, env):
if not args:
args = 'err'
args = re.split('\s*,\s*', args)
if re.search("[^0-9]+", args[0]):
return '[Kodougu] Wrong Parameters! - ' + args[0]
else:
return ''
trac の Wiki マクロの作成も非常に簡単で、マクロ名.py の内部に execute 関数を実装するだけです。
これで、Kodougu と著名な(≒私が好きな)Web アプリケーションとの統合は完了しました。Kodougu もサーバーサイド(Ruby on Rails)はかなり出来上がってきたので、これからはクライアント(JavaScript)の開発に注力します。