2/16 にポジションペーパーを作りましたが、昨日(2/18)はRails勉強会@東京第15回に参加してきました。参加したセッションは以下のとおり。
・ Rails v1.2 の変更点と REST との関係
・ Agile Model Driven Development with Rails

以下に簡単な感想を記述しておきます。

■ 勉強会の形式
オープンスペース形式で全後半のセッションがありました。自己紹介はポジションペーパーを使いましたが、ネタでアイスブレーク(かなりイタイです^^;)をしたりとか、柔軟に運用していました。

■ 参加者
この勉強会には SIer、Web 系、研究系など意外と幅広い方が参加されていました。やはり、この手の勉強会は刺激になります。こういう勉強会がないと、高いスキルを持った人と出会う機会がないですからね。
# いや、別に前の会社でそういう出会いがなかったと言うわけじゃないのですが。

■ 雰囲気
ライトニングトークスとかではないので、若干まったりした雰囲気も漂いつつ、そこそこ濃い話をし合う勉強会だったと思います。「こう書くと気持ちが良い」という議論が多いのはこの手の勉強会ならでは。Rails の勉強会は、Java をやる人が多いせいか、若干 Java 世界の香りもしました。

■ 内容
Rails のようなフレームワークを使っていると、悪い意味でのアジャイル(安い、早い、マズイ)と誤解を受けることがあります。この勉強会では Rails はどちらかというと対象としている領域に対しては、しっかりとした理論的な下地を持った「良い意味で堅いフレームワーク」ということが実感できました。
# scaffold があるからって Rails 風を名乗るなよ!
# それは単なる宣伝文句なんだ。鵜呑みにしちゃだめだ!

モデリングにもそれなりの関心が払われていることは興味深い現象でした。もちろん、UML 限定とか狭義のモデリングではなく、開発に必要な情報を集めて整理してから開発を進める必要性をちゃんと認識しているということです。

あと、勉強会で人の話を聴いていくうちに、Rails はもっとうまく使ってやらないとかわいそうだと実感しました。使い方によっては、もっともっと高い生産性を発揮できるフレームワークなんですね。
# やはり scaffold だけじゃない。

■ お礼
最後に、勉強会を運営してくださった皆様(特にドリコムの方々)は、お疲れさま&ありがとうございました。

Posted by あかさた
最近のエントリ
最近の読書メモ