Kodougu は Web 上で動作するモデリングツールです。今私が頭を悩ませているのは、クライアントにどの技術を選択するのかです。ざっくりと以下のような候補が考えられます。
・ JavaScript(VML or SVG)
・ Flash
・ JavaApplet
今の世の中の流れを考えれば、間違いなく JavaScript です。ただ、モデリングツールのようなアプリケーションを開発する場合、ベクトル形式の描画処理が必要になってきます。JavaScript の世界では、ベクトル形式の描画の決定的な方法が存在しないのです。ベクトル形式の描画用の技術としては、VML や SVG が存在していますが、これがめちゃくちゃブラウザ依存の世界で、とてもですがまじめに実装する気が起こりません。
Flash や JavaApplet は、モデリングツールに必要な機能はそろっているのですが、世の中の流れからは逆行しちゃいますし、ブラウザだけでモデリングができるという Kodougu の利点と若干相容れないことになってしまいます。
# それに私はあまりこれらが好きじゃないですし。
この辺の事情から Gliffy も Flash で実装されているんだと思うんですよね。はぁ、どうしたもんだろ。
ちなみに、未踏の提案では JavaScript と言っちゃったので、最終的には JavaScript で実装しちゃうのだと思います。クロスブラウザな設計にして、未踏の期間中は IE だけで動作って感じですかね。うーん・・・。