最近、
八角研究所で技術記事を書いているのですが、私が参加した 2006 年度下期未踏ソフトウェア事業(2006 年 11 月 ~ 2007 年 8 月末まで)の体験談を書いてみました。
未踏の体験談を書こうと思った動機について書きます。
私がお世話になった PM は東工大の千葉先生だったのですが、同じ PM 配下でも他の方は凄腕のエンジニアであり、能力的にも住む世界が異なるという感じでした。そういうエンジニアは目立つので、私は未踏のエンジニアというともの凄い凄腕ばかりを思い浮かべてしまうのですが、未踏ソフトウェア創造事業そのものは、適切な提案ができれば平凡なエンジニアにも門戸が開かれています。
というか、普通のエンジニアこそ挑戦すべき制度です。とはいえ、平凡なエンジニアが未踏ソフトウェア創造事業に飛び込んだらどんなことになるのか不安を覚える人もいることでしょう。そこで、平凡なエンジニアが未踏ソフトウェア創造事業をやったらどうなるのか、できるだけ詳細に書いてみることにしました。いくつかのステップは書き落としてしまいましたが、未踏ソフトウェア創造事業の雰囲気を多少なりとも伝える記事になったと考えています。
目次
未踏ソフトウェア創造事業体験記(1) - 提案編
未踏ソフトウェア創造事業体験記(2) - キックオフ編
未踏ソフトウェア創造事業体験記(3) - 開発編
未踏ソフトウェア創造事業体験記(4) - 成果報告編
未踏ソフトウェア創造事業体験記(5) - 感想編
おそらく、未踏ソフトウェア創造事業という名前は今年いっぱいで消えますが、同様の人材発掘プロジェクトは名前を変えて続けていくそうです。多くの方がこの制度にチャレンジしてチャンスをつかみ取れることを期待しています。