2007/2 ~ 2007/4 の
Kodougu の開発戦略をここに記述します。
○ モデリング機能開発
リスクは二つです。「マルチブラウザ対応」と「どれくらいの UI を実現するか」です。4 月末までにはベータ(機能拡張は基本的に終了)の状況にします。
・ マルチブラウザ対応
本プロジェクトでは、FireFox, IE を対象とします。
まず、4 月末までに FireFox 版を作成し、ブラウザ依存になる箇所(VML, SVG の実装依存の箇所とJavaScript の実装依存の箇所)を切り出し、マルチブラウザ対応の準備を完了します。
IE 対応は 5 月以降です。SVG の実装状況によっては、Safari や Opera も対象とする可能性はありますが、やはり 5 月以降です。
・ どれくらいの UI を実現するか
いわゆる Jude や EA のようなリッチな機能を完全にブラウザ上で実装することには限界があります。4 月末までにはブラウザ上で実装できる機能のうち、必要と思われるものを全て実装します。
○ モデリング言語設計機能開発
・ ノーテーション及びシンタックス
リスクは二つです。一つは、「どれくらい設定できれば十分なのか」、もう一つは「どのような UI が適切なのか」です。
現在は DB に直接 Ruby のコードを入れてこれを実現していますが、4 月末までに、メタモデリング機能の用途を明らかにして、これらのリスクの解決に着手している状態にします。
・ ストラクチャ
リスクは二つです。一つは、「メタモデリングに必要なストラクチャを十分に準備できるか」、もう一つは、「メタモデルの変更点を既存モデルにどのように反映させるか」、です。
4 月末の時点では、前者を解決し、後者の実装を開始したいと考えています。
・ セマンティクス
特にリスクはない(メタモデルの説明を文章や絵で説明できれば OK)ので、4 月末までにセマンティクスを記述する機能で欲しいものを列挙してから実装します。
○ そのほか
・ Web ページの構築
4 月末までには実施します。(できれば、3 月上旬には行いたい。)
・ 国際化
4 月末までは対象としません。5 月以降に国際化及び地域化(日本語、英語)を実施します。
○ 2007/5 ~ 2007/7
・ 積み残したリスクの解決
・ マルチブラウザ対応
・ 国際化
・ 安定化、リファクタリング
・ マニュアル等のドキュメント整備
・ 宣伝活動(?)
・ コミッタの募集
・ 要望の収集