今日は、前の会社の所属の(私の)送別会に参加してきました。来てくださった皆様、ありがとうございました。チャンスに恵まれて、いろいろな人からあたたかい言葉をいただいて、とにかくがんばらないといけないことを実感。

ふー、こういうプレッシャーを自分にかけたことがあったかなー、とちょっと振り返りたくなりました。これから半年間、とにかくがんばります!

Posted by あかさた
弾氏が面白いエントリを書いていらっしゃるので、私も思うところを書いてみます。

発端は、分裂氏がプログラマの労働条件を過酷にしているのは、プログラマが労働力のダンピングをしているからであるという議論を始めたことです。それに対して、弾氏がプログラマを労働者よりは作家や芸術家に例えています(労力と成果の関係があまりに非線形であるため※)。

※ 労働者=労力に対して対価を受け取る人と定義しています。

404 Blog Not Found:プログラマーって本当に労働者なのか? より

百歩譲っても、プログラマーというのはメタ労働者ではあっても労働者とは言えないと思う。厳しいようだけど、労働者として扱ってもらいたかったら、プログラマーではなく別の職を選ぶべきだと思う。少なくとも、それを本職にするべきではない。


弾氏の気概を感じますね(笑)。弾氏も分裂氏もプログラマは主体的に自己の労働環境の改善をしていかなくてはならないという点では共通しています。

立石氏は少し立場を変えていて、プログラマをひとくくりにしないで、芸術家的な要素を持つプログラマ(立石氏は「開発型」と呼ぶ)とそうでないプログラマ(「生産型」「運用保守型」)を分けて考えましょうと提案しています。(後者は労働者という考え方です。)

で、私の考えです。私は「プログラマは主体的に自己の労働環境の改善をしていかなくてはならない」というメタな点では、分裂氏にも弾氏にも賛成です。ただ、立石氏のエントリにもあるように多様性を認める必要があると思います。
弾氏にせよ分裂氏にせよ、抜群に優秀なエンジニアじゃないと成り立たない議論をしているような気がします。そういう気概を持つことはすごく大切なのですが、労働者として安定して働きたい人も多いはずです。エンジニアは自分がどう働きたいのかを明確にした上でそれを発信していくことが必要なのだと思います。
# でも、会社に居たときから「エンジニアの自分自身が働く環境に対する意識の低さ」は気になっていました。

■ 議論の流れと関連エントリ
分裂勘違い君劇場 - プログラマの労働条件を過酷にしているのは、過酷な労働条件を受け入れるプログラマです
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070216/1171627060

404 Blog Not Found:プログラマーって本当に労働者なのか?
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50766218.html

コンサルタントのネタモト帳+(プラス) 人月神話:「プログラマー」は労働者?芸術家? ~ ほぼ日刊で「経営の話題ネタ」を名古屋から発信!社労士・診断士のコンサルタント立石智工のビジネスヒント集
http://blog.goo.ne.jp/tateishi_awing/e/a71aa46b86aac6d9df78aa73a37e4dda

404 Blog Not Found:俳優と脚本家
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50766689.html

Posted by あかさた
何かと難しい goo ブログとのトラックバックなどをまじめにテストしてみることにしました。

とりあえず、以下にページ作成します。(言及リンク対策。)
http://blog.goo.ne.jp/akasatarec/
http://blog.goo.ne.jp/akasatarec/e/d0ba1a2fa56aab8cb83d75153e6a438d

さて、トラックバックはうまくいくでしょうか。

■ 9:54 追記
受信成功。ただし、こちらのトラックバックは goo に受け取ってもらえず。はてなは受け取ってくれるのに。(泣)

Posted by あかさた
明後日は Rails 勉強会なので、そこで配布するポジションペーパーを作成してみました。(まだこれから少し手直しをする可能性もありますが。)

1171621360_positionpaper_20070218.png

これまでポジションペーパーを作成したことがないので、こんなものでいいのかよくわかりませんが、とりあえず明後日はこんな感じで行きます。ノート PC がある方が面白いみたいなので、新しいノート PC を持っていきます。

Posted by あかさた
前にも少し触れましたが、今、ネット上では生産性に関する議論がなされているようです。
# 多分、もう決着はついたと思いますが・・・。

下にネタもとのリンクを貼っています。いわゆるアルファブロガーに相当する人しか追っていません。あまりに議論が膨大なので。(--; 多分、議論は生産性と賃金についてです。賃金は当人の生産性によって必ずしも決まるものではなく平均生産性から決まる(by 山形氏)という話題から始まって、紆余曲折あって、賃金は限界生産性(※)によって決まるという結論になって終わります。結論が出た後は、富の分配システムの方に議論が行ったようです。

これだけ盛り上がったのは、いわゆる炎上に近い現象が発生したと考えて良さそうです。経済関係の議論の問題点として、複雑なケース(たいていの現実は複雑ですが)になると、モデルを組むことが難しくなって議論が定性的になったり直感に頼るようになったりする(※※)ので、なおさら炎上しやすいのだと思います。(--; でも、私は皆さんが言いたいことはそんなに違わないと思っています。

※ 限界生産性とは、労働者を一人雇用したときに上昇する生産性のことです。SIer なら生産性=売り上げでいいと思います。間違っても生産性=書けるコードの量ではありません。SI は人月による人身売買ですから、何人売れるかで十分です。一人雇ったときに上昇する売り上げによって賃金が決まると言えば、直感的でしょう。

※※ 池田氏はモデルがシンプルなのでこうした罠にははまっていません。読み物としては山形氏のものが面白いです。

結論がわかりにくかったので、自分でも少し考えてみました。(結論をなぞっただけですけど。)

SIer の場合、限界生産性は横ばいに近い(人月でビジネスをするので、人数×単価で売り上げが決まる)のですが、研究開発などのイノベーションによって単価を上げることができる(=限界生産性を上昇させる)のなら、売り上げが上がって賃金も上がるというわけです。前の職場はそうしたロジックを大切にしており、単価を上げるような研究開発を継続して行っているため、単価&利益率は業界最高クラスです(※)。給料は中の上くらいですが。(^^; たいていの SIer は限界生産性は横ばいだと思うので、賃金も横ばいです。ただ、オフショアの浸透などが SIer の単価を引き下げる要因になるので、給料は下がっていくのかなと思います。
# だからオフショアの影響を受けにくい職種(要求とか PM とか)にエンジニアは転向しようとするのです。

※ このブログは前の職場の人も読んでいるので、一言警告を。この優位性は長くはもたない・・・つまり、抱えているイノベーションや新しく生み出しているイノベーションが相対的に価値が低くなっているので、会社におんぶにだっこではいずれ給料が下がっていきます。この方向性(技術の××)で行くのなら個人個人がもう少し意識を高く持つ必要があるんじゃないかな。え? 仕事が忙しいからムリ?? そもそも技術志向なんてやってらんない??? ま、そーだよねー。

ということは、SI に関しては単価の高い仕事に転向しないと給料は下がる一方だよ・・・と。プログラマは生きてけないよってね。上流志向の人ならいいけど、IT エンジニアになったらみんな上流に行かなくてはいけない・・・というのはちょっと窮屈です。(私は長くオフショアに関わったせいか、そういった窮屈感は感じなくなっていますが。)もっとも、池田氏の最後のエントリ(賃金格差の拡大が必要だ)が実現すれば生産性の高いプログラマなら生きていけるという話になって、技術屋にとっては技術力を磨くモチベーションになります。

池田信夫 blog 賃金格差の拡大が必要だより

労働時間で賃金を支払って年功賃金で会社にしばりつけるといった在来の賃金体系をやめ、優秀なプログラマには契約ベースで管理職より高い賃金を払う必要がある。


さーて、単価が下がってプログラマがいなくなるもしくはワーキングプアになるのが先か、優秀なプログラマなら生き残っていける社会が来るのが先か。どうしたもんだろ。

■ 議論の流れ
以下、議論の流れです。(めちゃくちゃ長いのでリンク先は興味のある人以外は読まなくていいです。)

2007/2/4
山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - ゴッドランドの経済学
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070204/p1

2007/2/11
山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - 生産性の話の基礎
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070211/p1

2007/2/12
池田信夫 blog 生産性をめぐる誤解と真の問題
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/cd4e52fd7cca96ac71d0841c5da0cb75

404 Blog Not Found:生産性より消費性
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50762325.html

2007/2/13
分裂勘違い君劇場 - アルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070213/1171359965

山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070213/p1

2007/2/14
池田信夫 blog 生産性と「格差社会」
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b8b2dd3502ef769c7f5baf18143f53e1

2007/2/15
分裂勘違い君劇場 - 「他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解してみました
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070215/1171504603

山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - 山形より上手でていねいな説明をごろうじろ。
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070215/p1

404 Blog Not Found:生産性は誰のものか
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50765006.html

池田信夫 blog 賃金格差の拡大が必要だ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/b697e23a80b6602167c2f5e43ebad041


Posted by あかさた
ウェブに接続していると常に感じることは、タイムラグが結構あるということです。何かの本では、ウェブで世界と瞬時につながるという話もありましたが、そういう意味で言うとウェブはまだまだ発展途上ってことですかね。

最近、生産性に関する議論があって面白かったので、そのやり取りを時系列に並べてみました。

2007/2/11
山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - 生産性の話の基礎
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070211/p1

2007/2/12
池田信夫 blog 生産性をめぐる誤解と真の問題
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/cd4e52fd7cca96ac71d0841c5da0cb75

404 Blog Not Found:生産性より消費性
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50762325.html

2007/2/13
分裂勘違い君劇場 - アルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070213/1171359965

山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal - それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20070213/p1

飲み屋でやったら 2 時間(もかかるのか?)で済んじゃいそうなやり取りですが、ウェブでのやり取りでは数日間は最低かかりそうです。ただ、生み出す価値は計り知れないです。(知見のある方々が公の場で、ある意味万人に向けたわかりやすい議論を展開するわけですから。)

ウェブでタイムラグを感じる理由は、例えば情報収集のアンテナの反応速度によるのかもしれません。例えば、はてな RSS は、記事を書いてから 12 時間くらいたたないと新着記事を拾ってくれない場合があります。

さて、タイムラグがあるといいつつも、上記のような議論の場合、人間の反応速度としては、これが限界(つまりウェブのタイムラグがボトルネックにはならない)かもしれません。リアルで忙しいのにウェブに費やせる時間なんてたかが知れていますから。

今のウェブは「瞬時ではないけどそこそこすばやく、そこそこ整理された情報に触れたり議論したりすることができる」ところに価値があるのかな・・・?

Posted by あかさた
可聴域を計測するソフトウェアがあったので、私の耳の性能を測ってみました。以下のとおり(23950Hz)です。

1171380726_20070214_01.png
# 正答率が悪いのは 24000Hz に何度も挑戦して、何度も間違ったせいです。つーか、聞こえん。

ヘッドホンがないと 18000Hz くらいからきついと思います。20000Hz 以降は動作がおかしい(突然音が聞こえ出したりする)ので、あくまでお遊び用の道具ですね。

以下のサイトの左側のメニューに「自作ソフトウェア」という箇所があるので、その「可聴周波数域チェッカ」を DL してください。ダウンロードは一番下のページで見つけにくいので注意してください。

masudayoshihiro.jp
http://masudayoshihiro.jp/

■ 関連記事
窓の杜 - 【NEWS】どこまで高い音が聞こえるかをテストできるソフト「可聴周波数域チェッカ」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/07/24/mimichecker.html

Posted by あかさた
サイトのデザインを修正してみました。元々 3 カラム(両側にメニューがあって、中に記事が入る縦三列のデザイン)だったのですが、表示が崩れるなどの問題が頻発したため、2 カラムに修正してみました。色合いも原色を避けて少しくすんだ感じにしました。
# まだなんかいまいちですが、デザイナじゃないですし・・・。

左側のメニューについては、そのうち整理してもっと見やすくする予定です。

Posted by あかさた
今月から自宅で仕事することになったため、部屋を仕事をする環境に整えました。部屋を片付ける作業は、去年の年末から行っていて、とりあえず今日の作業で完了といえる状況になりました。

1. 無駄なものを捨てる
10 年分(多分もっと)たまりにたまった無駄なもの(本、衣類、その他)を捨てつくしました。捨てた量としてはゴミ袋 10 個分を優に超したと思います。
# 狭い家なのによくもまあこんなに・・・。

2. ノート PC を買って開発環境を整える
これは、自宅で怠けてしまう場合に、怠けないような場所へ移動して開発するためです。(^^;

3. 机を新しくする(ここを今日やっていた)
これまで、パソコンラックを使っていたのですが、書き物をするのスペースがなかった(70cm × 70cm 位)ため、120cm × 70cm の広さの机を買いました。

机の上には、ノート PC とモニターを二個(20.1 インチと 17 インチ)を置いています。開発用の PC は二台(Win2000 と WinXP)で、とりあえず仕事する環境は整ったと思います。

あー、疲れた。(--; もう寝ようかな。
# 仕事するんじゃないのか!?

Posted by あかさた
昨日は同期との飲み会でした。私の送別会ということでもあり。皆様ありがとうございました。m(_ _)m

なんというか、これまでとあまり変化を感じないのはなぜだろう・・・。(--; 会社のオフィスに居ようが居まいが普段顔をあわせない同期が多いせいなのでしょう。
# 同期会というよりは同窓会だよねって言っている同期もいたし。
# まったくそのとおりだし。

そうは言いつつも、東京オフィスに一緒に居た同期とは昼飯時食事をすることも多く、その点、今はそういうことはできないためさびしいところです。ま、そういうこともすべて織り込み済みなんだけど。

それにしても、同期は変わらないな~、とか思うのですが、飲み会に行くと割と人生どうしよう的なちょっと重めの話題が増えてきた気がします。この辺は年月を感じるな~。

Posted by あかさた