時代というものがあって、いまの時代は年寄りが威張る。そのつもりはなくても、生きている以上、ジャマになるのは仕方がない。そんな時代に若い人はどうすればいいか。いちばんまともな生き方は、年寄りがダメな世界で頑張ること。ならばウェブは格好の分野ではないか。
したがって、同じ「プログラマ・SE」と言ったとしても、「求められる成果」によって ●「開発」型 ●「生産」型 ●「監視保守」型 の3つに分類して考えていかなければ、「働き方のあり方」を考えることは難しいのではないかと感じます。
しかし間違いなく、年齢がプログラマの報酬の大部分を決定している。
概ね「その人にとっては時間と生産量の相関」が認められることはご理解いただけるかと存じます。
私は最初の仕事以来、開発者としての自分が生産的にコーディングするのは平均して1日に2、3時間だということを認識していた。
ひとたびフロー状態になると、それを維持するのは難しくない。私の一日の多くはこんな感じだ:(1) 仕事にとりかかる。(2) emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。(3) 仕事に取りかかる前にランチを取ったほうがいいと判断する。(4) ランチから戻る。(5) emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。(6) いい加減はじめたほうがいいと心を決める。(7) emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする。(8) 本当に始めなきゃいけないと、再び決心する。(9) くそエディタを立ち上げる。(10) ノンストップでコードを書いていると、いつのまにか午後7:30になっている。
多くのプログラマやSEが自分で作業量を決められる立場になく、
エントリ中にお気に障る部分があったかもしれませんが、IT業界やIT業界に携わる皆様への「警鐘」としてご理解頂ければ幸いです。
「SE/プログラマー」と呼ばれる方々には、「ホワイトカラー・エグゼンプション」を認めるべきではなく、本来であれば「裁量労働制」も認める対象ではないと私は考えます。なぜなら、彼らは「指示に基づいて指示された作業(設計書の作成、プログラマー)を行う」ことが本来的な使命であり、端的に言えば「ネクタイを締めたブルーカラー」に過ぎないためです。